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お邪魔します。
(あ、久しぶりのブッコミ更新なので…)
友人の結婚式が三月にあり、通販でドレスを買ったら想像以上の生地の薄さに瞠目した今日です。
ええ、いっそもう風呂敷です…(汗)
…。
さて今回は。
primevalのジャ魔専時代の友人J君のおススメに手を出しました。。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: DVD
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ソノ名も『愛のむきだし』。
タイトルからしてシンプルかつ大胆(笑)
先にいっておけば、primevalもイチオシする『自殺サークル』と同じ監督。
ちなみに神(笑)映画『エクステ』もしかり。
ストーリー*****
幼い頃に母を亡くし、神父の父テツと二人暮しのユウ。理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、平和な日々を送っていた。しかしテツが妖艶な女サオリに溺れてから生活は一変。やがてサオリがテツのもとを去ると、テツはユウに毎日「懺悔」を強要するようになる。父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没入していくユウ。そんな彼はある日、罰ゲームで女装している最中に、ついに理想の女性ヨーコと巡り合うが……。
*****
うーむ。
この物語の中核は、(色んな方面から)“愛”に飢えてる、もしくは欠如してる登場人物(ほぼ全員)が、自分に足りない部分(物語では空洞となってるカシラ?)を埋めるために数奇な人生を歩む…てとこでしょうか?
何といっても4時間というもう一日の授業ぐらい拘束されるカンジですが(primevalはDVDなので二週間に分けましがww)、つまらない授業を受けるよりもこの映画を観る方がいいですね(笑)
実話で原作があるようですが、映画としてはハイレベルなエンターテイメントでしょうな。なんせコメディ、エロス、スプラッタ、シリアス、ラブストーリー…とてんこ盛りの内容になってますからね。。(まぁシュールラブストーリーってのがが一番合うか…)
まぁありえないシチュエーションが90%なカンジですが(血の噴出し方とかパンチらの仕方とかww)とにかく主人公が「自分は変態です!」と断言するのがいいですね〜。心の空洞を「変態」行為で埋めようとする主人公は他の誰よりも人間的だし。家庭環境に問題アリでちょっと特殊な性癖の持ち主かもしれないけど、はたからみれば恋に夢中になってる思春期の男子ですよ。
ヒロインを悪徳宗教から救う(矯正する?)、という物語ですが、このヒロイン演じる満島ひかりのエロスったらヤバいですねww
ネットの書き込みとかに「浜辺で新約聖書の一節を読み上げる」迫真のシーンが高評価されてますが、primevalはむしろ中盤前の、チンピラ相手にさそりに扮した主人公と戦う満島ひかりのパンチラシーンのが印象的ですねww
それと物語の柱とされるのは“宗教”とか“信仰”ですよね…。
貧しい農民からキリストが生まれたように、信仰とはもともと「救い」を求めるもので絶望から生まれるんだと思いますが、セリフからあるように「結局人間に残るのは信仰と希望と愛」らしい。
宗教はムズかしくてアホなprimevalは理解し難い…。アメリカで言えば信仰が神ですが、昔の日本でいえばそれは天皇か。。信仰・希望・愛は連動するものなら、なるほど、最期に『天皇○歳!!』で皆死ぬわけか…(あ、問題発言か?笑)
ちなみに『自殺サークル』。この映画もある種の信仰が中核の映画なので、『愛のむきだし』とリンクしてたまらないですねぇぇ。
(コイケほどでは無いですが、ネットを使って悪を裏から潰そうとした女の子がカッコイイです。殺されますけど。てかほぼバッドエンドですけど笑)
まぁ宗教は分かりませんが、この映画に関して言えばコイケが最強。。
(笑)
ヒロインがはまる悪徳宗教の幹部ですが、もうキャラと安藤サクラのマッチ具合が素敵すぐる。。
2011年、primevalは安藤サクラに注目するぞ!
そしてprimevalに『愛のむきだし』をおススメしてくれたJ君よ、、
グッジョブ♪♪
(あ、コイツ上から目線だww)
★★★★☆