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どぅーも。
今日、生まれて初めての死ぬほど痛い検査をしたprimevalです。
今だったら冬将軍にも打ち勝てそうです!!(…。)
サクッといっちゃいましょう。。
本日の素材はこちら。。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: DVD
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まさしく芸術の秋に相応しい、異色の(?)美しい(?)映像文学といえる映画です。。※実は初のおすすめされた一本(ちなみにprimeval行き着けの美容院のスタイリストさんに。)
解説&ストーリー
↓↓
麻薬と暴力とセックスを生きがいに幅をきかす近未来の非行グループ。殺人事件で仲間に裏切られ、投獄された首領のアレックスは、攻撃性を断つ洗脳の実験台となり、すっかりおとなしくなってしまう。立場が逆転して、被害者だった者たちから彼が身に受ける暴力禍。自殺未遂のはてに彼はもとの狂暴さを取り戻す。痛烈な皮肉のきいた幕切れである。地下道の浮浪者を愛用のステッキで打ちすえ、有閑マダムを『雨に唄えば』のメロディーにのせてレイプする過剰な暴力を、キューブリックは驚くほどクールに演出。母乳成分のウルトラミルクを飲ませるバーや広々としたレコード・ショップなど、近未来風俗のデザイン・センスと相まって、ブラックなテーマをポップな美学で処理していく、彼の天才的な手腕が冴える。アレックスが愛聴するヴェートーヴェンの『第九』の雄壮な曲調と、シンセサイザーの草分け、カーロスのアブストラクトな曲調が作り出す不思議な音空間も秀逸。氷のようなシニスムに貫かれた傑作。
うーーむ。。
シンプルブレインのprimevalには到底むず(ムズ=難)の世界。
面白いか、面白くないのかでいえば…実にオモシロい作品であるのは確か。。
監督のセンスには脱帽しますね。。ストーリーどうのこうのよりもまず映像美というか、演出、背景、小物使いに圧倒されます。。
まさにカラフルなシアター展覧会!!
オープニングからヤラれます(笑)
この映画を一言であらわせば『コミカル100%』ですね!
作品の解釈どころをあげれば、、
☆タイトルの意味
…はいくつも解釈があるけど、もともとロンドンの下町言葉の言い回しで「なにをかんがえているか分からない変人」を指す言葉だそうです。また、マレーシア語では人間をオレンジと言い、「時計じかけの人間」ってことで国家の奴隷っていう意味もあるそうです。
☆物語のポイント
…暴力にまみれた狂った若者、それとも自分たちの利益しか考えない狂った政治、どちらに感情移入するかどうか。
…アレックスの人生=音楽なのか?
(主人公はベートーベン狂い)
…ラストの謎。
(主人公の本当の意味の更正とは何か??)
、等でしょうか??
ちなみにprimevalは、“悪人は死んで生まれ変わっても悪人”(バカは死んでも治らない)っていうことがいいたいだけだと解釈してますww
※ムズかしく考えたら頭パンクします。
洗脳だの国家に対する揶揄だの色欲だの平和のためだのと色んな解釈が出来るすんげーエンターテイナーの作品だと思います♪♪
ちなみにprimeval的名シーンは、冒頭の敵対するグループとの大袈裟な乱闘シーン(笑)人が普通に殴っただけで数メートルふっとびます。。
星★★★☆☆